IMAI HIROYASU

前年度の客室改修に続き4室目の客室「竹の間」の改修計画。
対象の部屋は奥に長い形状でありながら大きな窓の確保が難しく、その窓も温浴施設の給湯器が置かれた中庭に面している。幸い給湯器など設備の音は気にならないが、他の部屋と比べ自然光を取り入れにくい条件だった。
また佐渡への移住促進に貢献できればという番頭の思いにより、ミニキッチンを設置し長期滞在ができる部屋とする。
そこで白を基調とした明るく掃除のしやすい仕上げで統一し、各所のラインやディテールを整え秩序を作り、清潔感のある、長期滞在者も快適にゆったりと過ごせる内装とした。